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脳の病気を克服して理想の人生|病気を乗り越えよう

注意点と勘違い

2人の女医

うつ病は心の病気というよりも、脳の病気という意味合いが強いことが分かってきています。うつ病の治療には何よりも脳を休息させることが大切です。そのため、会社に行っている人は治療が終了するまでは休職し、何もせずにゆっくり安静にします。ここでうつ病になりやすい真面目な人は何もせず休んでいる自分を責めてしまいがちなので注意しましょう。うつ病は真面目に一生懸命取り組んだ結果発症したという意識を持ち、休んでいる間は仕事を忘れ好きなことをするようにして、頭と心の回復に専念します。そして、ある程度回復すると復職をすることになりますが、ここでも注意点があります。まず、服飾は自分自身の精神的、肉体的に十分復帰できると判断してから行うようにします。はやく復職しなくてはと無理をすると、結局またうつ病を発症してしまう結果になりますので、焦らずに仕事に慣れることを心がけましょう。また、待遇面の変化にも注意が必要です。もし、待遇面に変化があった場合は抗議をすることも可能ですが、復職の際にはある程度覚悟し、心の負担を軽くするように気を付けましょう。

今や現代人の10人に1人が悩まされているといううつ病ですが、うつ病を表現するのによく心の風邪という言葉を使います。しかし、この言葉が大きな誤解を生んでいます。この心の風邪という言葉はうつ病が風邪のように誰でもかかる病気なので気楽に病院に来てほしいという意味合いで使っている言葉なのです。しかし、うつ病は脳の病気であることが最近の研究でわかっています。発症するメカニズムについてはまだ研究段階ですが、何らかの原因によって脳の神経細胞の情報伝達に何らかの障害が発生して起こっていることが分かっており、誰もがなりえる脳の病気の一つだという事が言えます。脳梗塞や脳腫瘍など、まったく別の脳の病気からうつ病のような症状を発症することもありますが、これは本来のうつ病とはまた別の原因なので、切り離して考える必要があります。あくまでレントゲンやCTなど、検査しても視覚的な異常は見られないけれども、脳の神経細胞に何らかの異常をきたしている状態がうつ病なのです。しかし、一般的にはまだ脳の病気だということは浸透していないのが現状です。自分にプレッシャーをかけず、辛いと感じたときは休む勇気を持つとよいでしょう。また、自分の心の変化や症状について、どんな小さなことでも担当の医師に相談することが大切です。